「人生のターニングポイントとこれから…夢1」~女神画家 長谷川正志さんインタビュー

沖縄を拠点に活動する女神画家・長谷川正志さん。
iPadで描かれる美しい女神たちは、
見る人の心を優しく包み込みます。
そんな長谷川さんの人生の転機や、アーティストとして
の思い、そしてこれからの夢についてお話を伺いました。

自己紹介 – 心を描く女神画家として

―まずは自己紹介をお願いできますか?
皆さん初めまして。長谷川正と申します。沖縄県で、女神画家として活動しておりま
す。主にiPadで絵を描いていて、それを印刷して額縁に入れて飾るという活動をメインにし
ています。
僕の特徴的な活動として、人の似顔絵を描くというのがありますが、私の場合はお話を聞
いたあと、心を表現するような気持ちで女神像を描いてプレゼントする活動もしています。

絵とい うと少し遠い存在に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、
みんなの心の近くで絵を 描きたいなと思って活動をしています」

ターニングポイント – 画家への道のり

―画家になられたきっかけを教えていただけますか?
今41歳なんですけど、画家になったのは32歳くらいなんです。

その前の20代は何者だったかというと…何者でもなかったんですよ(笑)。

表現活動は好きだったので音楽とかデザインとかいっぱいやってたんですけど
何でもやりすぎて…。30代になって何か自分の表現をしようと思った時に
自分が誰か分からなくなっちゃって


―そこからどのように画家の道へ?
約1年くらい迷想したんです。自分誰なのか探しみたいなのをして。

その時に、ふとなんか絵を描きたいみたいな気持ちが湧き出てきて。

不思議なんですけど、それまで画家っていったことないのに
絵で挑戦してみたいなという気持ちが出てきて…

運命的な出会い

アルフォンス・ミュシャという画家の作品を見た時に、
漫画とかで”頭に雷がズカンって落ちる”表現があると思うんですけど
それが本当に起こったんですよ。
ガーンってなって、体が震えて、もう涙が出てきて…


―その後、実物の作品とも出会われたそうですね?
はい。本物が見たくなって。でも、お金もないし、どうしようかなって悩んでいた時
当時彼女だった今の妻が、地元の美術館でミュシャの展覧会が開催されるという情報
を見つけてくれたんです。

見たい見たいと思ってたら、向こうからやってきたというか…
そういった導きみたいなものを感じて、この道に進んでいこうと決意しました

女神画家という個性の発見

―女神画家として活動を始められたきっかけは?
面白いことに、最初は女神を描いているつもりは全くなかったんです。
でも、みんなから『これ誰の女神ですか?』とかって言われるようになって。

僕は女神を描いてるつもりなくて、その人の心の中にある
女性性みたいなものを表現してただけだったんです。
でも、周りの人から女神女神って言われるもんだから
『あれ?俺、女神描いてるかも』って思い始めて

現在の活動と新たな挑戦

今、3月の個展に向けて準備をしています。テーマは『開花』なんです。

私の作品には第1章、第2章、第3章という流れがあって
第1章は『慈愛』がテーマでした。自分を愛すること。

そして、自分を愛することができた個人が次にどうするかといったら、
きっと違う世界と会いに行くだろうということで、
第2章では動物たちと出会う絵を描いていました


―今回の個展のテーマについて、もう少し詳しく教えていただけますか?
慈愛で心を満たされた人が、さらに他の人と出会うことで
さらに開花していくというイメージがあって。
皆さんが逆にその絵に出会ってくれて、
自分の中で何かが開花したらいいなという思いで、今回の個展を開催します

これからの夢

―これからの夢をお聞かせください。
いくつか高さの違う夢があるんですけど(笑)。
1番大きな夢は、世界が平和になったらいいなという活動の一端になれたらということ。
自分の活動がそこにつながっていけばいいなと思っています


もう1つの個人的な目標は、絵を人生をかけて描いていきたいということ。
デビュー作品が『希望』という作品で、それから『予感』という作品になって、
『同形』とか『待望』とか…自分の中ですごく繋がっているんです。

1個1個は完成してるけど、まだ全体としては完成しきれない感じがある。
これを人生をかけて、第何章まで行くか分からないですけ
ど、できるだけ自分の中の真実まで1個1個書いていきたいですね


―新しい挑戦もお考えだとか?
「はい、実は農業をやりたいなと思っているんです。無農薬で作る農業に興味があって。
絵を描いて人を癒すことと、土とか野菜に触れて人たちと一緒に食べ物を作っていくことが
今の自分の中ではリンクしているんです。
同じように人々に癒しを与えられる活動だと感じています

過去の自分へのメッセージ

―過去の自分に声をかけるとしたら、どんな言葉をかけますか?
「20代の自分には『自分自身の中にある答えにもっと目を向けてもいいんだよ。
自分を信じてもいいんだよ』って伝えたいです。
当時の自分は、外側に答えを求めすぎていたから」


「あと、仕事が全く上手くいかなかった1年間の自分にも伝えたいことがあって。
『それは自分のせいじゃない。環境と波動が合っていないだけだよ』って。
自分の波動に合う環境に行くことの大切さを伝えたいですね」

最後に、皆さんへのメッセージ

―最後に、読者の皆さんへメッセージをお願いします
「蟻の社会では、一部働かない蟻がいるそうなんです。
それはDNAで決まってい るらしくて。
それを考えると、人間社会も同じように、
様々な個性を持った人たちがいるのは、
ある程度設計されているのかなって思うんです。
だから、自分ができることできないことは、僕のせいじゃないですよ。

皆さんはそれぞれ個性を持っていて、それが活かされるような人生が
きっと与えられていると思うから。
あまり自分を否定せずに、自分を愛することから始めてほしい。
それを受け入れた時に、自分が今持っている良さとか、
そういうところに気づいていけると思います」

「是非、個展に来て、皆さんも自分の中の”キラキラ”を見つけていただけたら嬉しいです」

インタビューを終えて、長谷川さんは柔らかな笑顔を見せながら
「自分の話をする機会はあまりないので、話すことで自分自身も新しい気づきがありました」
と語ってくれました。
これからも、多くの人々の心に寄り添い、癒しを届ける活動を続けていく長谷川さん。
その優しい眼差しと共に、作品の世界がより多くの人々の心に届くことを願っています。

イベント情報

長谷川正個展「美しき出会いで人は開花する」

  • 日時:3月20日(春分の日)~23日(日)
  • 場所:浦添市美術館
  • 入場料:500円(小学生以下無料)